私もインストラクターとして長年、協働、連携してきた「いなみ野ため池ミュージアム協議会」の会長・玉岡かおるさんが、お忙しい中、加古川で開くため池フォーラムの挨拶で市長訪問をされるとお聞きし、楽しみにしていたのですが、知らない間に大変なことが起っていたのですね。

市長応接室で罵詈雑言って?

玉岡さんが、その時の様子をご自身のブログやSNSでは3回にわって詳しく書いておられます。さすが、作家さん、その時の空気まで伝わってくる描写に脱帽です。

ご本人に了解をいただいきましたので、以下のとおり、玉岡かおるさんのSNSでの書き込みをシェアさせていただきます。まずは、お読みください。

2017年9月1日【その①】

先週木曜、やっと義母の三十五日法要。とびだしで、黒い服を白に着替えてバタバタと電車に。
先日来の続きで、「ため池フォーラム」へ首長さんにご出席いただく挨拶回りです。
しかし、出かけた先のA市長とは、見解の相違で、決裂。
A市長 の言、
「そんなしょーもないフォーラム、やっても意味ないやろ。税金の無駄遣いや。行きたくないけど、知事が来るから義理で行くけどな」
耳を疑いました、あまりに礼を失した言葉。
まだ信じられません。
聞いていて、ぶるぶる震えましたよ。
すみませんが未熟者の私、ここでブチ切れました。
「いいえ、 もう来ていただかなくて結構です。義理が生じないように、知事にも来ていただきませんから」
その場で市長室を失礼し、ソッコー、県知事公室に電話を入れて、多忙な知事に無理にスケジュール調整していただかなくてよい旨、連絡しました。
ええ、売られた喧嘩、買いますよ。市長だからって、なんぼのもんじゃい。
義母は気丈な人で、
「女やと思って、なめとったらあかんで」
がキメぜりふでした。
今回はA市までついてきてくれてたのかな。
ま、そういうことでA市長はフォーラムには来てもらいませんが、A市は同じ播磨の地続きのエリア。共同してやっていきたい気持ちは変わりません。
A市にも大人の会話ができる行政マンはいるでしょう。
義理なんかで来るのではなく、私たちと志を同じくする播磨人で、かならず「ため池フォーラム」、”しょーもな”くないものにせねば。
とはいえ、会長として暴走しちゃったことは事実です。
「ため池協議会」のメンバーが、私でなく腰抜けの会長の方がいい、と不信任を出すなら、喜んで引責辞任するまでです。

2017年9月1日【 その② 雨中試合決行・甲子園にて】
A市長が私たちのフォーラムに罵詈雑言を 浴びせる理由は、
① 自分がやりたいと思っているテーマ (アカミミガメ)じゃないから 。
② 人口はA市の方が多いのに、人口の少ないK市で開催するのが不満だから。
とのことです。
何なの? これ、大人が言うこと?
開催地は輪番だっつーの。今回のフォーラムの座長がK市長なんだから自然でしょうが。
それに、ため池の数はK市の方が多いんです。 (つまり、人の数ではA市が多いか知らんけど、カメの数はK市の方が多いんじゃわい。)
「玉岡さん、あなたもね、なーんにもやらない県に担がれて、会長なんかやってないで、本を書きなさいよ」
だって。
大きなお世話です。
こちとら小説は命がけ。ちゃんと秋には新作、出版予定ですよ。
少々の権力を手にした男って、どうしてあんなふうに相手を見下し、女と思ったら大声出したり頭ごなしに凄んだりするの?
あまりの言いように、録音とってくださいと要求しましたが間に合わず、同席していた2名の市職員に一部始終を聞いていたことの確認をとり、証人として名刺をもらうのがせいいっぱい。
「言い過ぎました、撤回します」
とか言ってたけど、人の心を傷つけといて詫びもなく、凶器だけひっこめて、すべて元に戻るんですか?
拳を握って耐えたけど、あかん、私、修行が足りません。
しかし喧嘩を買っちゃったからには負けられない。
しばらくあの手の顔の男の人とカメ見たら、PTSDで、固まるわ。

2017年9月2日【その③】
A市長室を辞す時、市職員のみなさんが、お葬式のようにうなだれ、私と目を合わせることもできずに総立ちでした。心からお気の毒。
市長の非礼は、よくあることなのでしょう。 ( 実際にケツまくったのは私だけかもしれませんが)
怒り心頭とはいえ、面談の時間をいただいた市長、町長には冷静に御礼状を書きました。もちろんA市長にも。( カメの記念切手を貼って。)
それが大人の礼儀ってもんでしょう。
新聞でも取り上げてもらったように、このフォーラムは、地方創生のさきがけとなるプロジェクト。住民と自治体が一体となって地域の財産・ため池への認識を高めようとの意図でした。
それが、足並みがそろわなかったのは無念に尽きます。
しかしあのまま私が侮辱に耐え、市長だからエライんだからとA市長がフォーラムに来てたら、好き放題の暴言でメチャクチャにされていたはず。
だから私は悔いなしです。
私は権力もなく組織もなく、ふるさとが好きというだけの1住民ですが、長年、「ため池協議会」のみなさまが、学校や地域活動を通じて積み重ねてこられた努力が、こんなことで潰されないよう、フォーラムの成功を願うばかりです。
A市長に告ぐ。これで文句あるなら、かかってこいや。

 

以上が、玉岡さんが書かれた文章です。

「A市の職員にも素晴らしい人もいますので来てもらいたい。私も市職員でしたが、この市長は播磨には不要でしょう。ため池の自然的、文化的、歴史的な価値を理解できないのでしょう。播磨は全国一のため池地帯です。ため池は大事ですよ。」

「A市長がどれだけ汗をかいたんでしょうか?どれだけ施策を展開したんでしょうか?どれだけ真剣にため池、農業、農村、地域のことをかんがえたんでしょうか?しかし、A市職員は懸命に地域のことを考えています。ひとことふたことでその人まで悪者扱いになります。」

「失礼すぎて呆れました。たとえテーマがアカミミガメでも、A市は住民不在で、3年より先のことを考えて対策を行っているとは思えないので、他地域より優れたことが言えると思えません。・・・K市では、県民局が住民や市民団体とコラボしてA市よりずっと前から、もっと実のある対応をしています。何よりも地域住民や学校が主体で頑張っていますよ。住民を主体にしないのはアカミミガメ対策に限らず、政策として致命的でしょう。A市の住民に対してもすごく失礼ですね。」

ため池を地域をこよなく愛す、みなさんのコメント・・・市民として恥ずかしい、市議会議員として申し訳ない気持ちでいっぱいです。

明日から9月議会が始まります。このままほってはおけません。