市民活動センターの増設について

令和4年第2回定例会12月議会(12月8日(木)) 質問3項目め

○議員(丸谷聡子)

3項目めは、市民活動センターの増設について。

市民活動センターを市内に3か所以上設置することは、12年前、泉市長の1期目の選挙公約でもありました。私自身はまだ市議会議員ではありませんでしたが、複数の市民活動をライフワークとしておりましたので、大変期待をしておりました。ですが、1期目の4年間は実現されませんでした。そこで、泉市長2期目、私が1期目の議員となった初めての議会、2015年6月議会の本会議一般質問で、市民活動支援センターをつくるべきと課題提起をし、その翌年の2016年3月議会の再度の質問で、アスピア明石8階に市民活動交流拠点を設置すると具体的な答弁を頂き、2017年4月1日、ようやく1か所目の市民活動支援センターがオープンしました。オープン当初から稼働率も高く、フリースペースでは毎日多くの市民や市民活動団体の方が利用されており、その様子を拝見して、このようなセンターができて本当によかったと実感をしています。特に、夕方や休日は高校生などの利用も多く、最近では机や椅子が足りない状況も見受けられます。

一方で、大久保や二見エリアの市民の方からは、ちょっと行きにくく、もっと近くにあればとのお声をお聞きしています。ウィズあかしに1か所目ができてから5年が経過しました。今もこの1か所だけにとどまっています。市民と協働するまちづくりを推進するためにも、市長の公約であった市内3か所以上の市民活動センターの設置を実現させるべきではないかと考えますが、見解を問います。

○市民生活局長(石角義行)

市民生活局長でございます。

私からは、御質問第3項目め、市民活動センターの増設についてお答えいたします。

市民活動支援センターは、平成17年3月からアスピア明石の生涯学習センターの一画に、その機能の一部を有する市民活動コーナーが設置され、平成29年4月からは、その機能をさらに充実させる形で、複合型交流拠点ウィズあかしの中にオープンいたしました。センターでは、会議場所やフリースペースなどの交流場所の提供に加えまして、法人格の取得に関する相談や団体間のコーディネート、情報発信機能も併せ持ち、その多機能性、また、駅に近く利便性のよさから、市民活動団体をはじめ幅広い年代の多くの市民の皆様の利用があり、御好評を頂いております。このような状況から、市内の中西部地域への設置を望む声を頂いており、その必要性も認識しているところでございます。しかしながら、新たな市民活動支援センターの設置となると、人が集まりやすい場所の確保、相談対応やコーディネートのための知識やスキルを持った人材の配置などが課題となることから、引き続き検討してまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。

○議員(丸谷聡子)

3項目めの市民活動センターの増設のほうに行かせていただきます。

これ、特に大久保エリアっていうのは人口も増加してますし、もともとあった産業交流センターなどもなくなっていて、市民活動に利用できる場所がなくて、本当に皆さん困っておられます。本当に市民活動センターのニーズが高い地域だというふうに認識しています。先ほど、朝から市長が何度も図書館5館構想のお話がありましたけれども、わざわざ市民活動センターを建てるというのは大変だと思いますけど、例えば、大久保駅南側ロータリーに図書館というお話も先ほどの答弁であったんですけど、そのときにちょっとはっと思ったのが、図書館だけじゃなくて、図書館プラス市民活動センターであるとか、私、視察で武蔵野市の武蔵野プレイスというところへ行かせてもらったんですけど、まさに図書館を核として複合型のそういう市民活動センターとか、青少年センターとか、そういった複数の機能を融合させたような公共施設を造られてて、しかも駅前という利便性の高い所にあるんですが、そういう形で図書館と合わせ技みたいな感じで市民活動センターができないでしょうか、市長にお伺いしたいと思います。

○市長(泉 房穂)

丸谷議員からの再度の質問でありますが、御質問の中でもお話しいただいてましたが、実は私自身が最初の市長選挙、もう12年近く前ですけど、選挙の公約が市民活動センターを3か所というのが選挙公約であり、公約というのは市民との約束です。市民との約束を果たさずして市長を辞めるわけにいきませんので、3か所造りたいと思います。1か所は、もう既にウィズあかしがあります。2つ目は、市民活動センターと言えるのか分かりませんけれども、いわゆる、もう答弁しておりますけど、西明石のサンライフの建て替えを、JRさんの御厚意も含めて、実質的には無料で建物の建て替えができる状況になりました。その中に図書館機能と地域交流拠点機能を付加していきたいと思いますので、市民活動センターと言うかどうかはさておき、地域交流拠点という形は位置づくと思います。そして今、御提案頂いた大久保ですが、お話しいただいたように、東京の武蔵境駅の真前にある武蔵野プレイス、私、4回ぐらい視察行ってます。もう市長になって間もない頃から、あそこは大変評価が高い建物ですので、武蔵野プレイスというものを明石でつくれないかと思って、もう随分早い段階から検討を続けておりました、実は。いろんな図書館の関係者にも明石に来ていただいて、御提案も頂く中で、特に大久保駅の南側のロータリーをへこめてあそこに造れば、もう駅直結型の、まさに東の武蔵野プレイス、西の明石の大久保駅前図書館になると思っておりました。そこも複合型にすればいいと思っていますので、5階建てぐらいの建物を造り、図書館については5階建てのうちの2フロアぐらいでできますので、あとそれに加えて子育て支援センター機能の強化と、市民活動センターを入れることは十分可能だと思いますので、早急に検討して、3月議会では提案したいと思います。

○議員(丸谷聡子)

突然の答弁で驚いておりますけれども、私も実は1期目に市民活動センターを提案する際に視察に行かせていただいたのが武蔵野プレイスだったんですね。あんなところが明石だったらいいなってすごく思っていましたので、そこは期待したいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。